iPhone 12(仮)5G抜きモデル登場?から将来Apple WatchはマイクロLED採用?まで。最新アップル噂まとめ

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A woman looks at the screen of her mobile phone in front of an Apple logo outside its store in Shanghai, China July 30, 2017. REUTERS/Aly Song     TPX IMAGES OF THE DAY - RC15B60780F0

Aly Song / Reuters

米国でのTikTok禁止(売却命令)から始まった中国アプリ規制が、中華圏でのスマートフォン使いに必須のWeChatアプリにも及んでしまった8月の前半。次期フラッグシップiPhone 12(仮)の発売を数カ月後に控え、アップルの前に暗雲が垂れこめてきました。

iPhone 12(仮)5G抜きの廉価モデルが登場?から将来のApple WatchはミクロLED採用?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

数年後のApple Watch、マイクロLED採用か。表示能力や省電力が改善?

  A signage for an Apple Watch Series 3 is displayed inside the Apple Store Saint-Germain, the day of the launch of the Apple iPhone X, the new model of Apple smartphone at the Apple Store Saint-Germain on November 3, 2017 in Paris, France. Apple's latest iPhone X features face recognition technology, a large 5.8-inch edge-to-edge high resolution OLED display and better front and back cameras with optical image stabilisation.  (Photo by Chesnot/Getty Images)

Chesnot via Getty Images

ようやくwatchOS 7では睡眠追跡機能が搭載されたものの、起床したときバッテリー残量が心もとないApple Watch。数日にわたる連続使用には省電力が必須、そのために切り札と見られているマイクロLEDが数年後に搭載されるかもしれない手がかりが報じられています。

台湾サプライチェーン情報に詳しいDigiTimesによると、現地のLED最大手メーカーであるEpistar会長が「スマートウォッチでのマイクロLED大量採用は3~4年後に実現する可能性が高い」と述べたとのこと。これまで壁となっていた技術的な困難も数年のうちに克服できるとの見通しが伝えられています。

Apple Watchの睡眠追跡機能とマイクロLEDは長らく「セットで実現」と予想されてきた経緯があります。なぜならリッチな表示能力のかわりにバッテリー持続時間の短さ(公証では18時間程度)を抱えた同デバイスは「ユーザーが寝るときに外して充電ドックに置く」使い方が想定されていたと見られているため。しかしサードパーティからは睡眠追跡アプリが続々と出ており、アップルも現行モデルでも実用に耐えると判断したのかもしれません。

マイクロLEDは超微細なLEDを画面に敷き詰めて映像を表示する方式です。従来の液晶ディスプレイはバックライトを用いていたため黒であれ「明るい黒」となっていましたが、本方式ではLEDが自発光するため黒=完全な消灯であり純粋な黒となるわけです。そして自発光の点では従来モデルの有機ELパネルと同じですが、有機物を含まないため焼き付きや劣化も防ぎやすく、「より改良された有機EL」的な位置づけといえます。

アップルは台湾にミニLEDやマイクロLEDを生産する新工場を建設するため巨額の資金を投資したとも報じられていました。同社は有機EL供給のサムスン依存を変えるため様々な動きをしているとの噂もありましたが、マイクロLEDへの移行もその一環かもしれません。

WeChatが全世界App Storeから削除の場合、iPhone出荷台数は最大30%減るとのアナリスト予測

アップルやディズニー、トランプ大統領のWeChat禁止令に懸念を表明(WSJ報道)

WeChat

Thomas Peter / reuters

米トランプ大統領がTikTokのByteDanceと、WeChatを運営するTencentという2つの中国企業と米国の取引を全面的に禁止する大統領命令に署名。このうち後者への処分がアップルに大打撃になりかねないとのアナリスト予測です。

有名アナリストMing-Chi Kuo氏は「WeChatアプリが全世界App Storeから削除」という最悪のシナリオであれば、iPhone出荷台数は25~30%減少し、MacやAirPodsなど他のハードウェア製品も15~25%減少すると予測。いずれも大中華圏だけでなく、「世界出荷台数」の試算です。

WeChatアプリはSNSのほかモバイル決済のWeChat Payや電子商取引機能なども含んでおり、中国では消費者の買い物や企業ビジネスに欠かせないインフラと化しています。ほかミニプログラム(小規模アプリ)提供もあり、iOSやAndroidに覆いかぶさるかたちで広まっている「第3のプラットフォーム」。すなわち愛用ユーザーにとってはiPhoneも「WeChatを使えるスマートフォンの1つ」に過ぎません。

そんな見通しを裏付けるように、アップルやディズニー、ウォルマートといった米大手企業もWeChat禁止の結果は「深刻」であるとして、トランプ政権に懸念を表明したとの報道もあり。米中ビジネス評議会の会長も「米国企業はすべての競争相手に深刻なほど不利な立場に置かれるだろう」と述べています。

昨年も米中貿易摩擦が過熱したなか、アップルのティム・クックCEOは全米各地での雇用拡大の発表や新Mac Pro工場視察に同行するなど様々な形でトランプ政権に働きかけ、そのかいあってiPhoneへの15%関税をひとまず回避しました

しかし、この件につき記者に質問されたトランプ氏は「どうでもいい(whatever)」と回答。さらに「あなたは気にしない?」と訊かれた同氏は「わが国の安全保障のためにいいことをしなくてはならない」と続けており、米大手企業の損害は度外視する意図を強調しています。

トランプ氏の発言をホワイトハウスが補足することは珍しくないため、本当にアップルなどはどうでもいいのか、続報を待ちたいところです。

iPhone 12(仮)量産のための増員スタッフ募集開始。紹介1人につき約13万円のボーナス

A logo sign outside of an office building occupied by Foxconn in Milwaukee, Wisconsin on June 22, 2018. (Photo by Kristoffer Tripplaar/Sipa USA)

SIPA USA/PA Images

iPhone 12(仮)量産の主要パートナーである台湾Foxconnが、量産を本格化した可能性を示すニュースです。もっとも2019年の募集は7月に開始されていたため、今年は約1ヶ月遅れ。アップルが珍しく公式発表した「例年より数週間の遅れ」は正確な予告だったもようです。

Foxconn最大のiPhone工場である中国・鄭州工場では、勤務中の従業員に一人あたり13万円以上もの紹介料を提供しているとのこと。ふだん数万人程度の従業員がピーク時には100万人近くに達する可能性(それだけの人手を急きょ集められることもを中国生産の強みだとの見方もあり)考え合わせると、景気の良い話ではあります。

その一方でアップルが新型iPhoneの生産計画についてサプライチェーンと協議を続けており、発注が大幅削減になる恐れもあると伝えられています。廉価かつ高性能なiPhone SE(第二世代)はAndroidからの乗り換え比率が大きく、iPhone 12との共食いにならないとの分析もありましたが、「新iPhone SEもiPhone 12もどちらも見送り」層がどれほどいるのかが決め手になりそうです。

iPhone 12(仮)5G抜きの廉価モデルが2021年初めに発売の噂

A sign in a store advertises 5G wireless at the Americana at Brand shopping, dining and entertainment mall complex in Glendale, California on June 23, 2020. - California is currently in Phase 3 of reopening following the mid-March lockdown to the COVID-19 coronavirus pandemic. (Photo by Robyn Beck / AFP) (Photo by ROBYN BECK/AFP via Getty Images)

ROBYN BECK via Getty Images

iPhone 12シリーズは全モデルが5G対応と見られているなか、2021年初めに4Gのみの廉価版が発売されるとのアナリスト予測です。米証券会社WedBushは、最新のアジアサプライチェーン情報をもとに従来の「4G版と5G版が同時期に発売」から「5G版は2020年内、4G版は来年初め」に修正したとのことです。

同社アナリストは4Gだけモデルは2月頃に発売される可能性があり、約800ドルの安さになると予測。それに加えて5G版も前年モデルより高価になる見込みは薄い、なぜなら新型コロナ不況のもと全ての価格帯をヒットさせる必要があるからだと述べています。

しかし一方で、iPhone 12の最低価格は749ドル~であり、前年よりも全般的に高めになるとの噂もありました。iPhone 11シリーズで成功を収めた「高機能のわりに控えめ価格」路線が続くのか、それとも5Gプレミアム価格となるのか。充電器や有線イヤホンがなくなる説も含めて続報を待ちたいところです。

iPhone 12(仮)発表は10月12日の週?新型Apple WatchとiPadは9月発売の噂

Apple Watch

Engadget Japan

有名リーカー(注目の未発表製品につき情報を提供する人)のJon Prosser氏が久しぶりに注目のツイート。「例年より数週間の遅れ」と公式コメントされたiPhone 12が、10月12~16日に発表されると予言しています。

iPhone発表イベントと同じ週に予約が開始され、翌週から出荷が始まる見通しとのこと。はじめはエントリーモデルに限られ、高価なProモデルの予約注文と出荷は11月まで遅れると述べられています。

そちらは予想の範囲内として、注目すべきは新型Apple WatchとiPadが9月7日~11日にプレスリリース形式で発表され、すぐに注文可能になるとされていることです。どちらの製品カテゴリともイベントで発表されるのが恒例であり、特にApple WatchはiPhone発表イベントでのお披露目が年中行事となっていました。

2020年後半に発売が噂されたiPadといえば、「10.8インチiPad」が有力候補に上ります。また次期Apple Watch Series 6(仮)は血中酸素飽和度センサー搭載と予測されており、準備中と囁かれるバーチャルフィットネスサービス“Seymour”と合わせてユーザーの健康にさらなる貢献を果たすかもしれません。

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